楽天ポイントカードに関する考察
こんにちは。あるいはこんばんは。お久しぶりです。
表題に考察とありますが、そんな大したことではないです。
まずは、こちらの楽天ポイントカードをご覧ください。茶色の下地に、大きく白のRが配置されているデザインのものです。上新電気や東急ストアなど(一部店舗は別デザイン?)で配布されており、標準的なカードです。
つづいてはこちら。白の下地で、中央に「Rakuten SUPER POINT」とロゴが配置されたものです。2021年4月現在、新規の発行は停止していると思われます[要出典]。在庫限りで配っている店はあるかもしれませんが。筆者はプロントで入手した記憶があります(相当前)。プロントでは、「プロン党Edy」を販売していますが、それとは別にポイントカード単体を配布しています。
ここで、少し整理します。楽天がポイントカードを始めたのは、2002年11月1日。楽天市場内で使えるポイントとしてデビューしました(Amazonポイントに近い)。また、2014年10月1日には実店舗でも使えるRポイントとして再出発。そして、2015年11月5日に(中途半端だな)、「Rポイントカード」を「楽天ポイントカード」に、名称変更。楽天の名前の認知拡大が目的だそうで。ややこしいですが、この時点で溜まるポイントは「楽天スーパーポイント」でした。「スーパー」の文字がを省いて楽天ポイントと呼ぶ人も多く(筆者もそうだった)、知らない人からは、楽天にはスーパーなポイントとスーパーでないポイントの2種類があるのか、と誤解されかねないと思った(期間限定ポイントの存在を忘れるな)[要出典]のか、2020年3月1日に「楽天ポイント」に名称を変更しました。
まとめると、Rポイントカードで楽天スーパーポイントが貯まる時代、楽天ポイントカードで楽天ポイントカードが貯まる時代、そして楽天ポイントカードで楽天ポイントがたまる時代(現在)へと変化した、ということになります。
最後はこちら。生活彩家で入手したものです。二番目に紹介したものと意匠はほぼ同じですが、カード上部の銀色のストライプが目を引きます。時期が入っているのでしょうか。また、質感が異なります。
裏面に注目すると、上で述べた二枚は、下部の左寄りにバーコードが印字されています。ところが、三枚目のこれは、下部の中央に配置されています。
推測ですが、生活彩家・ポプラが最も古い楽天ポイント加盟店のひとつであることを考えると、これが最古の(企業色がが入っていない)楽天ポイントカードではないでしょうか[独自研究]。
※補足※
加盟店仕様デザインの楽天ポイントカードは、裏面の注意書きが各加盟店仕様となっており、独特なものとなっています。サークルKサンクスでは、サークルKサンクス仕様のカードを提示することで、割引を受けられたり、ポイント付与率が上昇するサービスがありました。このサービス「+K(プラスケイ)」に言及するために、若干様式が異なっています。楽天Edyに近い感じになっています。
(左:サークルKサンクス楽天ポイントカード 右:生活彩家Edy )
同じく最も古い加盟店である、ミスタードーナツはデザイン変更、出光石油は合併してデザイン変更されており、当初の様子を知ることは困難です。
■参考文献■
1.インターネットポイントの決定版「楽天スーパーポイント」を11/1より開始 〜使うほどにますますお得な楽天へ〜 (rakuten.co.jp). 2021年4月1日閲覧.
2.楽天株式会社: 楽天、共通ポイントサービス「Rポイントカード」を開始 | ニュース (rakuten.co.jp). 2021年4月1日閲覧.
3.楽天株式会社: 楽天の共通ポイントサービス「Rポイントカード」を「楽天ポイントカード」に名称変更 | ニュース (rakuten.co.jp). 2021年4月1日閲覧.
4.【楽天市場|公式ヘルプ】楽天スーパーポイントと楽天ポイントは同じものですか? (rakuten.net). 2021年4月2日閲覧.