電源ボタンの故障には気をつけよう!緊急通報編

 先日、誤って緊急通報を発動させ、警察から折り返し着信がありました。その際は大変ご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。

 

  こんにちは。〇〇〇〇です。この記事の概要は以下の通りです。

 

 本当にこれだけです。

 ……言い訳がましく説明しますね。

 筆者はXIaomi製スマートフォン、「mi11 lite 5G」を使用しています。個人的に結構気に入ってる機種なのですが、電源ボタンが壊れてしまいました。ボタンが陥没して、押しにくいのです。スクリーンショットを撮るだけで電源が落ちるようでは困ります。挙句の果て、常に電源ボタンが押されている状態になると、シャットダウンと起動とをバッテリーが尽きるまで繰り返してしまうのです。

 なんとかごまかしながら半日ほど使っていたのですが、事件が発生します。電源ボタンを何回か押せば、電源ボタンの陥没が「多少マシ」な状態になるので押していたら。

 急に画面が遷移し、何やらクルクル周りだすではないですか。

 

 

 54321……

 

 

 え、「緊急通報に連絡します」だって?冗談じゃないよ。慌てて止めようとしますが、時すでに遅し。

 発信画面には堂々の「110」。終わった。本当に終わった。ありがとうございました。

 

 深夜1時。まともに反応できるわけもなく。なすすべもなくスマホを握っていた筆者は、最寄りの警察署の110番指令台にいる人の呼びかけに答えることもできず、電話は切れた。数秒後、折り返しの着信が。

 

「こちらは○○警察署の者です。先ほど110番通報がありましたが、どうされましたか」

 

「間違い電話ということですか。そちらに特に異常はありませんか。」

 

「本当に異常はないのですね。」

 

「そうですか。では、間違い電話として処理しますので、お名前を伺ってもいいですか」

 

 ___こうして、警視庁の110番取り扱い件数の実績に1が追加された。

 

 故意に110番へ通報することは、警察業務に支障をきたすだけでなく、本当に警察を必要としている人に妨害することにもなります。絶対にやめてください。みだりに繰り返すと、携帯に折り返しがくるだけでなく、家に警察がくることになります。

 対策ですが、設定から緊急通報サービスをオフにすることで電源ボタンを5回押しても110番されないようにできたと思います。本当にそうなのか、は怖くて試せないですが。あるいは、通報先を110番ではない番号に変えてもいいと思います。本当に警察を呼びたいときに困ってしまいますから、どれも一長一短ですね。

 

 でも、これだけは声を大にして言いたい。

 

 

 

不用意に電源ボタンを触るな。

 

 

 

[追記]

 これを受け、筆者はスマートフォンを修理に出しました。もとはといえば電源ボタンが陥没していたからですし(物のせいにするな)。保証期間内ですが、有償修理な予感。警察に痛電するのも嫌だし、おとなしく修理代を払うことにします。